2025年(令和7年)6月議会 一般質問
2025年(令和7年)6月議会における一般質問と答弁の要旨を掲載します。
外国人観光客の現状と今後の予測
熊野古道・本宮周辺で外国人客が増加し、受入れ能力超過(オーバーツーリズム)の懸念がある。今後の見通しはどうか。
答弁
(地域振興部長)国・県の統計で訪日客数/県内外国人延べ宿泊者数はいずれも過去最高水準で推移し、今年も前年同期比で増加。今後も増加傾向が続く見込みで、誘客と受入れ強化に取り組む。
熊野白浜リゾート空港の利用促進(満席便・二次交通を踏まえた受入れ強化)
目標(毎年2万人増)に向け、満席便の発生や移動手段の制約がある中で、どう利用促進・受入れ体制強化を進めるのか。
答弁
(県土整備部長)観光客が使いやすい便は満席に近く、閑散便への誘導策(キャンペーン等)を実施。臨時便運航や定期便増便を目指しキャパシティー拡大を図る。あわせて空港連絡バス実証など二次交通を改善し、航空会社との連携協定や庁内横断体制強化により推進する。
「霧の郷たかはら」の整備目的と宿泊環境の現状評価
同施設を造った狙いは何か。中辺路地域の宿泊環境をどう評価しているか。
答弁
(地域振興部長)世界遺産登録後の受入れ体制を充実させ、安全・安心に歩ける環境づくりのため2008年に整備。以降、旅行者増に伴い沿線の宿泊施設も増え、同施設が民間立地を誘発する牽引役となり収容力強化につながった。
災害時の外国人観光客の安全確保(観光事業者支援)
配布済みの災害対応マニュアルの活用も含め、今後の事業者支援・取組はどうするか。
答弁
(地域振興部長)宿泊施設等へマニュアルを配付し、実効性を高める研修会を紀北・紀南で開催(今年度も継続)。観光客向け防災動画を制作・公開し、旅先でQRコード等からアクセスしやすい仕組みづくりを進める。
要配慮者の二次避難所(福祉避難所等)の確保
受入れ・移動調整を含め、二次避難所をどう確保するか。
答弁
(危機管理部長)市町村が老人福祉施設等との協定で福祉避難所等を確保。大規模災害で不足が想定されるため、県は旅館ホテル組合との協定に基づき宿泊施設を調整。圏域を越えた広域的確保に向け、市町村と意見交換を開始している。
応急仮設住宅の候補地と供給計画/平時は宿泊・災害時は仮設住宅として活用する施設整備案(PFI・紀州材等)への知事見解
候補地の状況と供給方針はどうか。また、簡易宿泊施設を平時活用し災害時に仮設住宅へ転用する構想について見解は。
答弁
(県土整備部長)候補地は現時点で約1万6000戸分を確保。供給はまず賃貸型(公営住宅・民間賃貸の借上げ)を優先し、不足時には建設型を速やかに整備する。
(知事)縦割りを排し部局横断で地域課題解決に取り組み、新たなことにチャレンジして県政を進める姿勢を示した。
